支部レポート

標 茶 支 部
篠 塚 直 之 初段

2014年8月2日
くしろ港まつり演武会

釧路・北大通り特設会場

 8月2日(土)、釧路の北大通りにおいて、恒例になっております「くしろ港まつり演武会」を行いました。
 当初は、釧路支部・標茶支部合わせて10人程度で行う予定でしたが、その後網走支部より多数の参加があり、結果的に20名程度となり、見ごたえのある演武会になったと思います。
 流れとしては、基本稽古の後、白帯から型と試割を繰り返し、茶帯まで終了したところで、少年部によるライトスパーリングを行いました。アスファルトの上ということもあり、特に転倒による事故に気をつけました。少年部の出番はここまででしたが、全員がきちんと帯の型を行い、また、試割を成功できました。
 その後、沼田参段による型「観空」と「自然石割」、篠塚と樋渡初段による型「十八」と「氷柱割」、最後に高橋師範による型「転掌」と「板・垂木割」と続きました。後でビデオを見返すと、篠塚が一番緊張しているように見えました。「十八」は2本蹴りのところが一番の見せ場なのに、きちんと立てていませんでした。少年部には「みんなの前で演武すると度胸がつく」と話しましたが、一番度胸をつけなければいけないのは自分自身でした。
 最後に全員で締めの正拳中段突きと上段前蹴りを行い、演武会は無事終了しました。

 今回の演武会において気を付けた点は、
 ・挨拶、返事は大きな声でする。
 ・移動は速やかに行う。
 ・待つときは座らせる。(前回、貧血で倒れた少年部がいたため)
 ・特にスパーリング時の事故に気をつける。
 ・開始前に試割のブロックの設置等の準備を済ませる。
 ・試割の板の設置はなるべく色帯の先輩にやってもらい、覚えてもらう。
 ・号令をかけるときは正面に立たない。 等
 
 反省点は、
 ・型は前方、試割は後方で行う。
 (型の演武中に試割の準備ができる。今回は逆に設置していた)
 ・氷柱の移動に手間取ってしまったので、必要な機材はすべて歩道に移動しておく。
 (ただし、氷柱には直射日光が当たらないようにする)
 ・打ち上げの会場はもっと参加しやすいよう、金額の設定などを考える。 等
 
 打ち上げの時には、師範や先生方から貴重なお話も伺うことができました。
 練習試合も含め、いつもそうなのですが、始まるまでは非常に憂鬱です。はたしてどんな結果になるのか、不安がぬぐえません。しかし、終わってみると、参加・協力してくれた方々のおかげで、とても充実しています。結果も気持ちも。参加していただいた方々が、笑顔で帰られるのを見ると、やって良かったと、やっと安心します。もちろん反省点は残りますが。
 
 今回参加していただいた、高橋師範、石川先生、沼田先生、釧路支部、標茶支部、網走支部の皆様、保護者の皆様、大変ありがとうございました。
 来年もたぶん、「くしろ港まつり演武会」はあると思います。
 今回の反省を生かして、さらに良い演武会にしたいと思います。
 他支部の方々も含め、ぜひ参加・ご協力をお願いいたします。
押忍

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